アッキーの言い訳☆待合室の一こま今日も朝から、冷えてる。それなのに何故か、旦那は家の窓を開けて寝るのだ。 私は、早くメガさめたので、朝ご飯と洗濯をして仕事場に向かった。 仕事から帰ると、アッキーが笑顔で出迎えてくれた。 旦那は、ソファーでコーラを片手にテレビを見ている。 旦那を送り出した後、私はアッキーと遊んだ。 しかし、今日のアッキーは、どこか変。 だって、変におとなしいのだ。 いつもは、うるさいくらい賑やかなアッキーが、おとなしいのは、大抵は風邪を引いて熱が出る一歩手前なときが多い。 昼頃、熱を計って見ると37度あった。 しかし、今日は木曜日なので、アッキーの主治医である、相○医院が休みなのだ。 そこで、今日は様子を見る事にした。 そして、夕方になってアッキーがおでんを食べたいと言った。 そこでダ○エーに行って、特売のおでんを買った。 外は寒かったので、アッキーにはロングジャケットを着せた。 これは、去年にまぁちゃんからのプレゼントで、アッキーもお気に入りなのだ。 アッキーは、元気の良い時は私に映画リターンのポーズを取ってくれる。 私が「アッキーすごいすごい!似てるよ~!」と誉めまくるので、本人もまんざらでは無いようだ。 今日は、そんな元気もないので、本当にきついんだろうな~。 家に着いて、アッキーの体温を計ると、38度にあがっていた。 直ぐに解熱剤を入れようとしたが、嫌がってた。 珍しい~。 確か、アッキーがこの前の熱の時、下熱剤を入れられてたら、旦那が「痛そうだ!僕は嫌だな~。」と言ったのを覚えているのだ。 そこで、きちんと説明をしたが、本人はちゃんと理解してくれたが、痛いと言うのが先に来ているので、解熱剤を入れようとすると、痛がって入れさせてくれなかった。 すると、旦那が帰ってきた。 私は、旦那にアッキーが解熱剤を投与させてくれないと言った。 旦那はアッキーに「どうして?」と聞くとアッキーは答えた。 アッキー「だって、今は熱が高いんだけど、もう少ししたら、熱が下がるから大丈夫なんだよ。分かるパパ?」と本当に4才なのか?と言う言い訳を言っていた。 それを聞いた旦那は、私に目配せをしながらアッキーに「嫌なら良いよ。疲れてるんだろう?じゃぁ寝たら良いよ。」と甘い事を言い出した。 私は少し呆れた。 アッキーはそれを聞くと、いつの間にかソファーの上で寝ていた。 アッキーが寝てから、熟睡したのを確認して解熱剤を投入させた。 直ぐに解熱剤が効いたのか、寝息も軽くなってきた。 明日は病院行きです。 この日、アッキーは結局おでんを口にする事はなかった。 アッキーが寝た後、私達がおでんを食べていた。 アッキーは、朝も少し熱があった。 今日も私は朝からバイトに出かけた。 帰ってきた私をアッキーが出迎えてくれた。 私は、家の掃除や洗濯をやった。 アッキーはまだ少しぐったりしたようだった。 熱を計ると、37.8度あった。 そこで、午後から病院に行く事にした。 病院に行くついでに、ダ○エーに寄った。 直ぐに喉が渇いたり、お腹が減ったりするから、一リットルコーヒーとパンを購入。 ついでに、コップを4個貰って行った。 病院の待合室で待っている間に、やはりアッキーはお腹が減ってきたようだ。 私がパンとタオルを出すと、ひざの上にタオルを引いて、パンを食べてた。 待合室には、アッキーと同じ年であろうと思われる男の子がいた。 どうやら、その子はママから貰ったアン○ンまんのラムネの容器を持ったまま、嬉しそうにジャンプをしていた。 すると、ラムネの容器の蓋が取れて、中に入っていたすべてのラムネが待合室の床に落ちた。 慌てて拾う男の子。 広いながら、食べてるよ・・・オイオイ・・・。 ママから凄い剣幕で怒られてる男の子。 アッキーが食べてるパンを見て、指を刺してた。 アッキーは、黙々とパンを食べてる。 すると、今度は男の子が泣き出した。 そこで慌てた男の子のママが、我が子の手を掴んで病院の外に連れ出した。 しばらくして、蔓延の笑みを浮かべた男の子とママが帰ってきた。 手には、飴が握られてた。 どうやら、ママは負けてしまったらしい。 『アッキー君』と放送があった。 アッキーは「はい!」と言って、一人ですたすたと行ってしまった。 私は慌ててアッキーの後を追った。 診察室の中に入ると、アッキーがもう丸椅子に座っていた。 そして、医師に「昨日ね夜にお熱があったの。お席は無理すれば出るかもしれないけど、今は出ないの。」と言ってた。 医師も「アッキー君。大きくなったね~。自分で言えるようになったんだね。凄いね~!」と誉めまくっていた。 アッキーは、ご機嫌だ。 医師に私が細かく説明をした後、触診に入った。 アッキーは、直ぐにシャツをあげて、おへそを医師に見せてた。 背中と続き、今度は口の中。 医師は「口の中が真っ赤に腫れてますね。恐らく今夜も熱がでるでしょう。構成物質を出して、置きますね。」と言われた。 私とアッキーは挨拶をして、出て行った。 薬を貰って、空のコップに、一回分の目安量の薬を入れて、飲むようにアッキーに言った。 しかし、アッキーは拒否。 私は、アッキーに「アッキーは何歳なんだっけ?」 アッキー「4さい!」 私は「これは、4歳の子が飲めるお薬なんだよ。これを飲まないと次に5歳になれないんだって。」と言った。 アッキーは俯いていた。 アッキーに再度コップを渡すと、目をつぶってゴクっと飲んだ。 家に着く頃には、どうやら薬が効いてきたらしく、眠たいの連発だった。 しかし、家に着いた途端、目が覚めたらしくアッキーは、寝ないのだ。 私の方が疲れたので、エアーマットの上で熟睡した私。 その間、アッキーはテレビを見てた。 私が起きると、アッキーが私の横で私の顔を足で蹴っている格好で寝てた。 旦那が心配して、電話をくれた。 旦那が家に帰ってきた時にアッキーは、むくっと起きだしてきた。 旦那のお土産のアップルパンを頬張りながら食べていた。 その後、アッキーは薬を飲まされた。 しかし、またもやアッキーが一番遅くまで起きていたらしく、私は、直ぐに寝た。 旦那はシュレックのビデオをアッキーと見ながら寝てしまったらしい。 心配された熱も夜には、平熱に戻った。 良かった。 ジャンル別一覧
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